Part 1でスコアアップするコツは、問題を解き、答え合わせをした後で、ディクテーションをしてみましょう!
ここで問われる文はそれほど長くありませんので、しっかりと細かい箇所まで聞き取る練習をすることで、他のPartのリスニング練習にもなります!
ディクテーションのやり方は以下の順でチャレンジしてみてください。
最後の(4)の段階で、かなり聞き取れるようになるのを実感できるはずです!
是非トライしてみてください。次回の投稿はPart 2の効果的な勉強法についてお話します。
リスニングセクションのPart 2は形式としては、応答問題となります。
このパートの効果的な勉強法は次の2点です!
(1) シャドーイングでリスニング力そのものをアップ!
シャドーングとは、聞こえてきた音声の後を追って、一緒に発音するというトレーニング法です。Part 2の文はそれほど長くありませんので、ピッタリの練習題材です。シャドーイングをすることにより、細かい音の聞き取りにまで注意が行きます。
最初はスクリプトを見ずに取り組み、口が慣れてきたらスクリプトを見てどの部分の聞き取りや発音が出来ていなかったかを必ず確認しましょう。ご自身で一緒に声に出して読み、英語の発音が良くなってくると、リスニング力も上がってきます。リスニング力を総合的に上げることで、スコアアップを狙いましょう!
(2) たくさん問題演習をして、問題のタイプを知る!
Part 2で出てくる疑問文にはパターンがあります。例えば、WH疑問文の質問文が多く出題されます。その時は疑問文の先頭部分をよく聞いて、答えを選ぶようにしましょう。レッスンでもお伝えしていますが、問題文のタイプをあらかじめ知っておくと、対応しやすくなります!
また最近は、問題文に対する「間接的な答え」になる出題が増えています。例えば、「ミーティングの主催者は誰ですか」という問題文に対して、「社内メールを見てください」や「まだ決まっていません」のような、直接的に「誰ですか」といった問いに答えるのではなく、応答としてあり得る間接な受け答えです。こういった問題は他の選択肢との比較で、消去法で解くことができます。
Part 2 は1つ1つの問題は長文ではないですが、問題数が25問と多めで、かなり集中力が必要になりますので、毎日少しでもリスニングをする習慣を身につけましょう。
次回の投稿はPart 3のスクリプトの効果的な活用法についてお話します。
リスニングセクションのPart 3は形式としては、会話の聞き取りとなります。2人(あるいは3人)の会話を聞いて、その内容に関して設問が3題出ます。
問題数も多く、最初は問題の流れについていくだけでも精一杯なパートかもしれませんが、問題を解いて答え合わせをするだけではなく、その後の復習をしっかりとすることで、今後のスコアアップにつながります!今回は復習時のスクリプトの効果的な使い方についてお話させていただきます。
では、順に見ていきましょう!
スクリプト活用法
いかがでしたでしょうか?「1つのスクリプトでここまで取り組まなくちゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、スコアアップの鍵は復習法にありです!是非、実践してみてください。コツコツ続けて頂くことで、英語力アップを実感頂けると思います。
TOEIC®の学習法は動画でも解説していますので、是非ご覧ください!
次回の投稿はリスニングのPart 4の勉強法についてお話します。お楽しみに!
今回はリスニングの最難関パートであるPart 4に関しまして、タイトルにあります「音読」も含めまして、筆者が実際に取り入れた勉強法を順にご紹介させて頂きます。
(1) 問題の場面をタイプ分けする
問題を解いた後で、スクリプトを確認後、場面のタイプ分けをしました。例えば、「空港でのアナウンス」「会議の一部」「スーパーマーケットの割引お知らせ」など、日本語で構いませんので、割り振りをしてみてください。話の流れも頭に入れておくと、本番での聞き取りもスムーズにいきますよ。
(2) 問題文を先に読み、内容を予測する
音源を聞く前に、問題文と選択肢を先に読み内容を予測する練習をします。いわゆる「先読み」というものです。全て読み通すには速読力が必要になるので、慣れないうちは問題文だけ目を通してから聞くことから始めてみてください。(1)で述べた背景場面の予測もしやすくなります。
(3) 聞き取れた単語をメモしていく
ある程度まとまったパッセージを聞く必要がある上、問題数も相当数ありますので、最初はスピードについていくだけでも大変でした。最初は音源を聞いて、聞き取れた単語をどんどんメモしていき、話の全体像をつかむトレーニングをしました。
(4) 繰り返し同じ音源を解く
是非オススメしたい勉強法ですが、特に初級の方は、同じ音源を繰り返し何度も聞くということをやってみてください。聞き取れる箇所が増えていきますので、それが自信にもつながります。スクリプトをコピーして持ち歩いて、スキマ時間に音源を聞いたり、音源に合わせて一緒に声に出して読んだりもしました。
(5) 音読がリスニングに効く!
問題を解くだけではなく、様々なトレーニング法をご紹介しているのは、自分が発音できる単語はそうでない単語よりも断然聞き取りやすくなることが理由です!声に出して読んでから、是非もう一度問題を解き直したり、音源を聞き直してみたりしてみてください。
今回は以上ですが、ご自分の学習スタイルに合わせて、「取り入れてみようかな」と思った箇所があれば、是非実践してみてください!
次回の投稿はリスニングが苦手な方への学習アプローチについてお話します。お楽しみに!
今回はリスニング学習全般に関して、特にリスニングパートが苦手な方向けの学習アドバイスです。どのレベルの方も、是非最後までお読みください!
学習を進める上で、「テスト対策の勉強だけでは飽きてしまうな。もっと楽しみながら幅広い英語にも触れたいし、でもTOEIC®も受けたいし・・・」そう思う時ありませんか?この悩みを全て叶える勉強法からリスニング力アップのカギを考えてみたいと思います。
重要なことは、リスニングをする上で、細部までしっかりと分からないところがなくなるまでパーフェクトに聞き取るトレーニングと、少々分からないところがあっても辞書は使わずに、聞き取れた単語から内容を推測しながら、できるだけ沢山英語を聞くトレーニングを同時に進めることです。そうすることで、Listening for Fun!とテスト対策を一緒に行うことができます。
じっくりと聞く前者を精聴、ざっくりと聞き流す後者を多聴と呼ぶことにします。それぞれ学習法と使う教材のポイントについて順に見ていきましょう!
精聴
こちらは細部を正確に聞き取る練習です。
多聴
こちらは細部を気にせずに大まかな内容を聞き取る練習です。
好きな俳優のインタビューを聞く、洋楽を聴く、洋画を見るなど、現代はネット環境があれば、英語に多く触れることができますので、お気に入りを探してみましょう!
英語を楽しく勉強しながら、TOEIC®のスコアも上げていくコツは精聴と多聴と上手く並行させながら学習を進めることにあります。こちらを参考していただき、学習の時間配分と教材をご自分でカスタマイズしていただければと思います。是非楽しみながら、揺るぎのないリスニング力を手に入れてください!
リスニング編は以上です!次回からはリーディング編に突入です。お楽しみに!