このセクションでは単語について扱います。TOEIC®に限らず、英語学習においては英単語の学習及び暗記は避けては通れないですが、是非学習のヒントにしてください!
さて、皆さんは単語を覚える時に、どのように学習されていますでしょうか。今回は品詞を意識して覚えると芋づる式で、語数を増やすことができるということをお示ししたいと思います!
次の単語はご存じでしょうか。
"easy"
この単語は「簡単な」という形容詞ですね。これは皆さんもご存じかと思いますが、この単語の名詞や副詞はいかがでしょうか。名詞は、easeで「容易さ」を意味します。また、「気楽さ・安心」という意味もあります。副詞はeasilyで「容易に」という意味で、動詞及び副詞を修飾します。また、「気楽な」という意味を表すeasefulという形容詞もあります。(語尾が-fulで終わっていることにも着目してください。こちらは形容詞の語尾につきます。)
では、実際のTOEIC®形式の文法問題を見てみましょう。
This kitchen utensil helps you chop any kind of vegetable into tiny pieces with -----.
(A)easily
(B)easy
(C)ease
(D)easeful
問題箇所の前にwithがありますね。これは前置詞です。前置詞は「名詞の前に置く」ので、「前置詞」になります。よって、名詞が必要ですので答えは(C)のeaseになります。with easeで「容易に」という意味です。
このように、単語を覚える時には品詞を確認していただくことで、芋づる式に単語を増やすことができます!
今回は以上です。次回は単語暗記と音読の関係についてお話したいと思います。お楽しみに!
今回も英単語の暗記の仕方についてですが、皆さんは単語を覚える際にどのようにされているでしょうか。単語を何度も見て覚える方、書いて覚える方、色々といらっしゃるかと思います。ここでは単語を覚える際にも声に出して覚えることの効果を2つご紹介します。
(1) 黙読よりも音読の方が記憶に残りやすい
これは実効性のあるものですので、是非実際にお試しいただければと思います。特にやや難易度の高い単語を覚える時に効果的ですが、目で見て覚えるだけと、数回音読してから覚える時とで、後で確認した際の記憶の定着度を比較してみてください。人間は耳で聞いたこともよく覚えています。音読することで、自分の発音を自分で聞くことになります。音読した方が記憶が呼び起こしやすいでしょう。
(2) リスニングにも効果的
リスニングをする際には英単語の発音がわかっていなければ聞き取れません。しかも自分にとって未知語であればなおさらです。単語帳などを利用して単語学習されるかも多いかと思いますが、できれば音声付きのものを使ってください。聞き取れる単語が増えると、リスニングの方にも良い影響がでてきます。
全体的には単語を1度だけ見て暗記しようというのではなく、何度か繰り返し見ていれば覚えていたというくらいの気持ちで反復して取り組んでいただければと思います。
今回は以上です。単語の反復学習についてお話したいと思います。お楽しみに!
皆さん、日々の単語暗記ですが順調に進まれているでしょうか。今回はタイトル通りに反復学習の重要性について、以下、学習ポイントをお伝えさせていただきます。
単語学習の際の一番のお悩みは、「なかなか記憶に定着しない」ということではないでしょうか。皆さんは1つの単語を覚えるのに、何回反復をされるでしょうか。一般的にはある単語を見た瞬間に意味がパッとでてくる状態にするには、7回その単語に出会う必要があると言われています。
7回も反復しなければ定着しないと思えば、数回学習して単語を忘れたとしても落ち込む必要はないですよね。忘れたら、再度その単語の覚え直しをすればいいだけのことですので、何度も何度も単語に触れるようにしましょう。
単語帳などを使って学習する際に、1周だけして完璧に暗記しようとするのではなく、「何回か見ているうちに覚えれたらいいか」という気持ちで取り組んでみてください。
語彙が増えると、リスニングにもリーディングにもプラスの影響がありますので、地道な単語暗記を応援しております!
今回は以上です。次回はTOEIC®頻出単語の学習方法についてお話したいと思います。お楽しみに!
皆さん、日々の単語暗記、順調でしょうか。今回はTOEIC®頻出単語の勉強法について、お話させていただきます。
TOEIC®はビジネスシーンにおける英語でのコミュニケーション力を測る試験なので、職場や日常生活でよく使われるような単語が多く出題されます。例えば、日常生活に関わるものとしては新聞記事や雑誌、オンラインサイトなどが、またビジネスに関わるものとしては、請求書や納品書、メールといった話題が取り上げられています。高校生までに習った単語は基礎としてしっかり覚えた上で、日常生活や仕事にかかわる単語を中心に増やしていくことでスコアアップを図ることができます。
学習法ですが、単語帳を用いた学習ももちろんオススメですが、今回ご紹介したい勉強法は、テキストや公式問題集を用いたものです。
NOVAテキストのTargetや公式問題集の問題を解いた後で、本文の中で知らなかった単語があると思います。そのリストを作成し、隙間時間を利用して暗記しましょう。
TOEIC®は先に述べましたように、頻出の場面設定があります。その場面で使われる語彙は限られていますから、そこから覚えていくと、リスニングの時にも、リーディングの時にも有利になります。是非やってみてください!
今回は以上です。次回はTOEIC®頻出単語の学習方法(その2)についてお話したいと思います。お楽しみに!
皆さん、日々の単語暗記、順調でしょうか。今回はTOEIC®頻出単語の勉強法について、ポイント別にまとめをしてみたいと思います。
(1) 必ず毎日学習する
記憶の定着を考えると、学習の間隔を空けすぎると、どんどん単語は記憶から抜け落ちてしまいます。ですので、隙間時間を利用して、必ず毎日学習する仕組みを一日のスケジュールの中に組み込んでしまいましょう。週に1度5時間するよりも、毎日30分ずつ勉強した方が、英語力は伸びます。
(2) 勉強に使う単語帳は1冊だけ
1度に何冊も参考書に手を出して、収拾がつかなくなったという経験はおありではないでしょうか。特に単語学習は、1度に1冊の学習本に絞った方が、定着度は高くなります。1度にたくさんの情報を詰め込もうとすると脳が混乱をしてしまいますから、1冊の単語帳を完璧に終えてから、次の学習本へ移る習慣をつけましょう。
(3) 耳で聞いて、できれば声に出す
単語暗記の際も音読することが重要ですという話は以前もしましたが、できれば音声CDが付いているものか、音声がダウンロードできる教材を選びましょう。リスニングにも役立ちますので、単語暗記の際に「どういった音で発音されるのか」を同時に確認されることを強くお勧めいたします。
(4) 単語帳の選び方
最初はTOEIC®に特化したものを選ばれてもいいかと思います。TOEIC®では全く同じ問題が出題されることはありませんが、場面設定が類似のものが出ます。その際に出てくる単語がよく似ているので、単語帳もうまく活用しましょう。隙間時間を活用するために、持ち運びしやすいものを選ぶとよいでしょう。
今回は以上です。語彙学習は英語学習の要です!どんどん吸収して、スコアアップを狙っていきましょう!