「キャパオーバー」は英語で何の略?
こんにちは、英会話スクールNOVAです。 今日は歌詞などにも使われるなど日常でよく聞く「キャパオーバー」の英語表現についてご紹介♪ 「キャパオーバー」は「キャパシティーオーバー」の略で、「capacity(容量、能力、容積)」という名詞と「over(~をこえて)」という前置詞が組み合わさった和製英語だよ。 日本語の「キャパオーバー」は「(能力や容量などが)限界を超える」というように表現したいときに使うよね! じゃあ、英語のネイティブスピーカーは「キャパオーバー」と言いたいとき、どのように表現するかな? 【能力や心の余裕などについて言いたいとき】 ●overwhelm(ed) overwhelm「圧倒する、混乱させる」という意味の動詞で、人を主語にして受動態で使われることも多いよ。 A: You look tired. Are you all right? (疲れて見えるよ。大丈夫?) B: There's too much to do... I’m feeling overwhelmed. (やることが多すぎるんだ…。キャパオーバーだよ。) ●have too much on my plate 自分のお皿にいっぱい乗りすぎているというニュアンスの表現だよ。 A: Can you help me with my homework, please? (宿題を手伝ってくれない?) B: I wish I could, but I’ve got too much on my plate now. (手伝えたらよかったんだけど、今自分のことで手一杯なんだ。) 【物理的にいっぱいと言いたいとき】 ●over capacity 日本語の「キャパシティーオーバー(キャパオーバー)」と似ているけど英語では語順が逆になるから注意! またこの表現は「物理的」に限界を超えている場合に使われることが多いよ。 A: It turns out the ship was way over capacity, and there weren’t enough life jackets for everyone. (全員分のライフジャケットがなかったことで、その船が乗員オーバーであったことが判明したんだ。) B: That’s terrible. Someone’s going to get in big trouble for that. (それは最悪だね。誰かが大変なことになりそうだね。) 使い分けを意識して、場面に合わせてぜひ使ってみてね♪